新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
みなさん、年末年始はいかがお過ごしでしたでしょうか?いいお正月をお迎えになったかと思います。
人によっては9連休で、海外へ行かれた方もたくさんいらっしゃったとか。ウラヤマシイー!
このブログでは、「家具でお困りの全ての方の、心、判断の基準の助けになる、リアルで有用な情報」を書かせていただいています。
家具の買い替え、家具の修理、とりわけテーブルの塗り替えや椅子の張り替え、椅子のぐらつき直し、椅子の塗装、箪笥や食器棚の蝶番の修理、ソファの張り替え、ソファの座面内のクッションの入れ替え、リメイクなど、幅広い守備範囲と経験、知識、でお客様をサポートさせていただいております。
毎日10件前後のお問い合わせをいただき、皆様の疑問、質問にお答えしています。そのリアルな情報を、できる範囲で皆様にご提供してまいります。家具修理ご検討の一助になれば幸いです。
家具修理で一番気になる「予算」という現実
さて、家具修理を検討する際に、この「予算」は一番気になると言っても過言ではないですよね。
いくら思い入れがあるからと言っても
いくらもったいないからと言っても
いくら簡単に廃棄してはいけない世の中になってきたとしても
現実的に費用が問題です。
「だいたいいくら?」に答える理由
家具クリニックでは、電話もメールもLINEも、私が全てお受けしております。
一番お聞きするワードが「だいたいいくらくらいするの?」です。
この「だいたい」が難しいんですよね(笑)
普通の業者さんは、この「だいたい」に答えてくれないと思います。デザインや構造、素材などによって、本当に金額の幅があり、せめては写真一枚でもなければ答えられないのが普通です。
しかし、家具クリニックでは、私自らが全てディレクションしていますので、これまでのケーススタディからお答えしています。
かなり幅を持たせたお答えにはなるのですが。
でも、とにかく「だいたい」を伝えて差し上げると、ほとんどのお客様はとてもほっとされます。
その場で方向性を決断できるからです。
ソファ張り替えの目安と買い替え判断
例えば、某大手量販店で3年前に購入された3人掛けのソファ。当時99,800円で買われたもの。
お客様は、ソファの張り替えの相場なんて知るはずがありません。だってそうですよね。これまで経験がないから。
例えば車の車検とかでしたら、技術料や部品代でおおよそ10万円前後かな~、なんていうイメージはお持ちです。
でも家具の修理の相場なんて、その辺で「売っているわけではない」ので見たこともありません。
現物も確認していない
お写真も見ていない
でも電話でいきなり「3人掛けソファの張り替えっていくらくらいするん?」と質問を受けます。
私の答えはシンプルでいつも同じ回答です。
- 1人掛けソファの張り替え 税別配送費別10万円前後~
- 2人掛けソファの張り替え 税別配送費別20万円前後~
- 3人掛けソファの張り替え 税別配送費別30万円前後~
という答えです。10万円ずつ金額が上がっていくイメージです。
前後~とお伝えしますのは、例えば座面や背もたれのクッションが置きクッションになっていたり、座面内部のスプリングの種類が特殊なものであったり、カバーリング仕様だったり、など、やはりデザイン、素材、構造で本当に幅があるからです。
でも、上記のザクっとイメージでもお客様は瞬時に判断ができますよね。
9万9800円で買った3人掛けソファ、30万円で修理なんて修理の選択をするわけないわ、と。
そりゃそうですよね。経済合理性から言うと、普通買い替えの判断になると思います。
もちろんそのような情報をお客様から頂きました場合は、基本的には買い替えをお勧めしています。
時にはお客様から、家の中見てもらってるんやし、うちのインテリアに合うもの見繕って、なんてこともございます。
修理は「仕方なく」ではなく「前向きな選択」
ただ、これまでの家具クリニックの歴史の中で、一件だけ、3万円で購入されたソファを、12万円かけて張替をされた方がいらっしゃいました。
考え方はこうです。

M〇J〇で結婚の時に買ったソファで、とても思い入れがあるし、大きさも部屋にぴったりで気に入っています。
でも、張り替えにそんなにかかるんじゃ、修理は諦めようか。。。

そうですね。普通ならそういう判断になると思います。
ただ、張り替えるとなりますと、すごくたくさんの生地を見本帳からお選びいただいて、オリジナルソファを作ることができるような感覚です。
フルオーダーでソファを作ろうと思ったら、内部の木枠から作る必要があり、到底12万円では作れません。
修理をするとなると高額かもしれませんが、別注のオーダー家具を作ってもらう、と考えれば、お安い、という考え方になるかもしれませんね。

なるほど!それはそうですね!
買い替えようと思っても10万円位は必要になると思うから、ちょっと頑張って張り替えてオリジナル家具を作るか!
という訳で、お客様ご夫婦は仲良く相談されて、張り替えを御用命いただき、とてもとてもお喜びいただきました。
あまりに喜んでいただいて、私も嬉しくなりました。
ここで大切なのは、修理というのが「消極的選択」だけではない、ということです。
傷んだものを直すというのはともすると、「仕方なく修理を頼む」というイメージかもしれませんが、一概にそうではないのです。
中にはお気に入りのソファに張る革を、お客様ご自身で革業者さんに買いに行かれて、その生地を御支給いただいて、張り替えさせていただくことなんかもございます。
私どものお客様は、そもそも熟慮して、長く愛用できる家具を、当時御購入になっていますので、好きな家具を大切に使ってこられています。
なので、リフレッシュするために、家具修理や、リメイクをされることには、ワクワクされている方が多いように思います。
修理を選ぶための予算の考え方【結論】
では、一般論として、買い替えではなく、修理を選択するためのターゲット予算はどのくらいでしょうか?
私はこれまで軽く3万件以上のご相談をお受けしてまいりました。
結論的には、お客様が予算として許せるのは、新品購入価格の半値位です。
例えば5万円で買った椅子であれば、修理は2万5千円位、ということになります。
ただし、例えば食卓セットの場合は椅子だけ買い替えをすると、テーブルとのセットが崩れ、デザインや色、高さなどが合わなくなるため、新品を買ったつもりで、新品同価格くらいまでの修理予算は許容されることもございます。
ただ、弊社が修理をお受けする家具は、往々にして40年間使用後のお品だったりします。
40年前の物価レベルですと、当時、椅子一脚2~3万円で購入されていることがほとんどです。
同じ椅子を現代流通価格にいたしますとおおよそ最低でも5~6万円の価値になることがほとんどです。
(国産上位メーカーのカリモク、マルニ、今は無きコスガ、飛騨産業、柏木工、日進木工、旭川の家具など)
そうしますと、修理のターゲットは5~6万円の半値~新品価格としますと2万5千円~6万円を許容される、ということになります。
例えば、椅子のぐらつき修理で税別15,000円、座面の張り替えで税別13,000円、背もたれ籐張替税別18,000円としますと、税別合計46,000円となります。一見高額なのですが、新品を購入するよりは安い、という判断になります。
この考え方、基準はテーブルの再塗装でも、椅子の修理でも、ソファの張り替えでも、どのような修理内容でも概ね変わりません。
まずは現代での新品購入価格の半値を仮の予算としていただき、その金額内に収まる修理内容を、優先順位を決めて発注される、というのが良い方法かと思います。
家具修理の相談は遠慮不要
どうしても予算内に修理金額を収めたい、という場合は、遠慮なくお申し出ください。
現状と同じ構造や施工方法と同じでなくても、使用に差し障りはございませんので、施工方法をアレンジすることで、修理単価を少しでも抑えて、予算に近づけることは可能です。
「こんなこと聞いていいのかな?」
「こんなこと聞いて恥ずかしいかな?」
「何も知らん、って思われたら嫌やな」
などの、恐れや心配は全く不要です。
私どもはお客様のホストとして、サポーターとして、お客様の最高の満足、明るいゴールのために、120%アイディアを絞り、工夫して、努めてまいります。
自分たちの知識や経験が活きて、お客様が最高に喜んでいただくことが最高にHappyなのです!
まずはどんな些細なことでもいいのでお気軽にご相談ください。
今年も一年、みなさまのお困りごと解決のために、専門家としてBESTを尽くしてまいります。
どうぞよろしくお願い申し上げます!!!
今日も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました!
また次回お会いしましょう~。
ではでは~。

